大手企業が相次ぎ採用のデザインソフト 注目の理由は?(2024年3月13日)
Summary
TLDRフグジャパン株式会社は、リモートでデザイン作業が共同で編集可能なサービス「フィグマ」を展開しており、特に生成AIを活用してアイデアの分類や整理、提案を行う機能が強みです。2022年にアドビによる約3兆円の買収提案が話題となりましたが、規制当局の許可が下りず実現しませんでした。しかし、フィグマは日本市場でのデジタル化の遅れをチャンスと捉え、2022年の日本進出以来、日経平均株価を構成する225社のうち1/3が導入するほど急成長。本田は新型電気自動車の内装デザイン決定にフィグマを活用し、グローバル市場への展開を強化しています。今後はAI機能のさらなる強化と日本での普及を目指しています。
Takeaways
- 📅 フグジャパン株式会社の戦略発表会が開催された。
- 🌎 2012年にアメリカで創業したIT企業フィグマは、遠隔地にいる人々が共同でデザイン作業を行えるサービスを展開。
- 🔍 フィグマのサービスは、ホワイトボードのようにアイデアを整理し、ホームページのデザインが容易にできる特徴がある。
- 📈 生成AIを用いた機能により、多くのアイディアを見出しで分類分けし、要約することができる。
- 🤝 GoogleやMicrosoftなど大手企業もフィグマを導入。
- 💰 2022年にはAdobeがフィグマを約3兆円で買収しようと試みたが、規制当局が許可せず。
- 🚀 日本の業務のデジタル化の遅れをチャンスと捉え、フィグマは2022年に日本市場へ進出。
- 📊 日本進出からわずか2年で、日経平均株価を構成する225社のうち1/3がフィグマを導入。
- 🚗 本田技研工業は新型電気自動車の内装デザインにフィグマを利用し、グローバル市場への進出を図る。
- 💡 フィグマは今後もAI機能を強化し、日本でのDX推進に貢献し、日経平均株価を構成する225社全ての導入を目指す。
Q & A
フグジャパン株式会社が戦略発表会を開いた年はいつですか?
-2022年です。
フィグマが提供するサービスの主な特徴は何ですか?
-離れた場所にいる複数の人がデザインなどを共同で編集できることです。
フィグマのサービスで使用されるAIの主な機能は何ですか?
-多くのアイデアに見出しをつけて分類分けしたり、要約したり、議論する時の手順を示したり、アイデアに詰まった時に提案をしてくれる機能です。
フィグマを導入している大手企業にはどのようなものがありますか?
-GoogleやMicrosoftなどがフィグマを導入しています。
アドビがフィグマを買収しようとした時の金額はどのくらいですか?
-およそ3兆円です。
フィグマトップが来日した理由は何ですか?
-日本の業務のデジタル化が遅れているが、近年デジタル化への投資が急速に増えているチャンスと見込んだからです。
フィグマが日本に進出したのはいつですか?
-2022年です。
フィグマを導入した企業の例として挙げられたのはどこですか?
-本田です。
フィグマを活用したプロジェクトの具体例はありますか?
-新型電気自動車の内装デザインを決める作業にフィグマが活用されました。
フィグマの今後の目標は何ですか?
-AI機能をさらに強化し、日経平均株価を構成する225社全てでの導入を狙います。
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